実家のWi-Fi環境を格安SIMのまま改善する
実家のネット回線は固定回線を引かず、自分が契約している格安SIMの「IIJmio」のファミリーシェアプランのデータ通信用のSIMを使っています。
これまでは、LTEモバイルルータ「netindex NI-760S」にデータ通信用SIMを挿して、充電器を使って常時起動させていたのですが、バッテリーが膨張するなど劣化が激しく2回ほどバッテリー交換していました。
auの据え置き型Wimaxルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」
auの据え置き型Wimaxルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」が、格安SIMで利用できることを知り早速フリマサイトで購入しました。中古ですが綺麗なものが4000円ぐらいで手に入りました。他にもNECの「PA-HT100LN-SW」なども「据え置きタイプのLTEルーター」として販売されているようです。
右がこれまで使っていた、LTEモバイルルータ「netindex NI-760S」。USBの充電ケーブルを挿して常時起動させていましたが、バッテリーが膨張して発熱するなどちょっと危険な状態でした。
左が今回導入する「Speed Wi-Fi HOME L02」です。据え置き型なので、通所のWi-Fi-ルーターのように常時起動が可能なルーターになっています。
底面にSIMカードのスロットがあります。nanoSIMサイズになっています。「netindex NI-760S」からSIMカードを取り出し、「Speed Wi-Fi HOME L02」のSIMカードスロットに挿し、電源ケーブルを挿して起動します。
底面には、
・SSID(2.4GHz・5GHz)と暗号キー
・設定画面のログインURLと、ログインID/パスワードが記載されています。
「Speed Wi-Fi HOME L02」のセットアップ
スマホでもセットアップできるようですが、今回はパソコンから設定をしました。
パソコンのWi-Fi設定で、ルーター底面に記載されている、SSID・暗号キーを入力し、ルーターに接続します。
パソコンのブラウザに「http://speedwifi.home」と入力し、ルーターの管理画面に接続します。
下のようなログイン画面が表示されるので、ルーターの底面に記載されている「ユーザー名(admin)」とパスワードでログインします。画面左下にはSIMカードの契約電話番号が表示されていました。
ログイン後、左メニューにある「WAN設定」→「プロファイル設定」メニューを選択し、新しく接続用のプロファイルを作成します。画面下にある「新規」ボタンをおして、「IIJmio」の場合以下を入力し「保存」ボタンを押します。
・プロファイル名:iijmio(わかりやすい任意の名前)
・APN(接続先情報):iijmio.jp
・ユーザー名:mio@iij
・パスワード:iij
・認証タイプ:CHAP(初期値のまま)
・IPタイプ:IPv4&IPv6(初期値のまま)
そのままではインターネットには接続状態にならなかったので、調べてみると「基本設定」で通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」を選択して「適用」ボタンを押す必要がありました(WiMAX2またはLTEネットワークに接続するために必要)。
「通信モード自動切替」画面でも「ハイスピードプラスエリアモード(HS+A)」が「オン」の状態になっていることを確認しました。
インターネットに接続可能となると、ルーターの各種ランプが緑色(電波マーク、Status、Data Usage)と黄色(Mode Updateランプは黄色に点滅)に点灯しました。これでルーターにWi-Fi接続した状態でインターネットにも接続できるようになりました。
「Speed Wi-Fi HOME L02」の詳細な説明書・マニュアル類はauの公式サイトで見ることができます。