ScanSnapで書類をスキャンしてみたらベタベタしたものが・・・
ScanSnapを使って書類をスキャンしてみたところ、書類にベトベトした何かが付着していました。中を開けてみると、ローラーが加水分解して溶けてしまっていました。
↓の写真のようにローラーが加水分解で溶けてしまい、そのカスが書類に付着していたようです。
もうこのS1500も長い間愛用してきたので、そろそろ買い替えても良いかなと思い、iX1600やiX1300の購入を検討していました。
ネットで調べたところローラーを簡単に交換する方法があった
ネットで調べてみると、S1500のローラーを交換する方法があったので、新しくScanSnapを買う前にダメもとで試してみました。
S1500のカバーを開けると中に4箇所ローラーが付いています。写真では見にくいですが、上部のフィードローラーが2つ、下部に排出ローラーが2つ付いています。
ベトベトになったローラーをピンセットやペンチを使って外していきます。ローラーの裏側のベトベトが取りにくいのですが、歯石除去に使う「両頭スケーラー」が役にたちました。
傷が付いてはダメなところにはマスキングテープなどで保護をしておいた方が良いと思います。排出ローラー(下部)のほうが加水分解が進んでいて、なかなかベタベタが取れませんでした。
細いところは紐などを使ってベトベトがなくなるまで頑張りました。。。
ローラーはシリコンチューブをカット
ローラーには「タイガースポリマー シリコンチューブ カット品 6mm×12mm 1M」が使えるとの情報があったので、Amazonで購入しました。
これを、
・フィーダーローラー用に 約2.4mm ✕ 2個
・排出ローラー用に 約2.6mm ✕ 2個
にカットします。排出ローラー側の方が若干長めです。そこまできれいにカットしなくても使えましたので、あまり神経質にならなくてもOKかと思います。
カットできたら、ローラーにはめ込むために縦方向にカットを入れます。
あとはこれらシリコンチューブから作ったローラーをScanSnap S1500 のローラーがあった部分にはめ込んで行くだけになります。
フィードローラー側に取り付けたところ。
4箇所全部に取り付けが完了しました。
早速動作確認してみました。書類やレシートも問題なくスキャンでき、ベタベタも付着しなくなりました。
新しくつけたローラーも回転していることを確認しました。これで延命ができたので、しばらく使ってみようと思います。